今回から数回にわたり「賢竜杯II スコア分析」と題して、全63試合の得点データを分析してみたい。
まずは基礎データから。なお、以降のデータでは小数第3位以下は切り捨ててある。
参加者 128名
試合数 63試合
セット数 252セット
最高点 394.98点
最低点 0.00点
平均点 322.86点
全対戦の平均点は322.86点。ちなみに、4月9日開催の第9回a-choランバトの全平均点が288.89点。時期も参加条件も異なるため単純比較はできないのだが、それでも通常の大会+2問の成績が求められる、厳しい大会ではなかっただろうか。
では、細かく見ていこう。今回は平均点データを眺めてみることにしよう。
各対戦の平均点データ
上段:総平均点
下段:通過者平均点
(かっこ内は24問換算)
1回戦
307.03点(18.42)
344.95点(20.69)
2回戦
332.43点(19.94)
359.81点(21.58)
3回戦
339.71点(20.38)
362.82点(21.76)
準々決勝
351.59点(21.09)
369.53点(22.16)
準決勝
368.88点(22.13)
375.77点(22.54)
決勝
334.70点(20.08)
1回戦の平均点から300点を超える戦い。さらに通過者の平均点を見ると、いずれも20問超。2回戦以降は3ミス、準々決勝以降は2ミスしたら、もう命取りとなる対戦が続いたことになる。3回戦以降は形式縛りもあったことを考えると、想像を超える数字なのではなかろうか。
次回は、各対戦の最高点などに注目します。
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